備忘録。(含不謹慎)

午後246三軒茶屋地方にて強い揺れを感じる。ゆうらりゆらりゆられて意外と気持ちいい。怖い気持ちもない訳ではないが、怖くてそれどころじゃないっていう訳でもない。周囲の人と顔を合わせてこれってマジ?みたいなコミュニケーションもあり。
意外と長く揺れていて、これが噂の関東大震災(改)かとも思う。見上げると246が尋常じゃないほど揺れている。店の中(地下)にいるのがやばいと思うのか結構店を出る人が多いので私も出てみる。大勢の人が建物から出てきて随分な人数。携帯電話は通じない。暫くしてi-modeYahoo!で東北地方が震源と知る。それでは宮城岩手あたりはもっと激しく揺れたのかと驚きこの大きさの地震が東京を直撃したら大変なことになるのだろうと初めてびびる。

本当はこれから渋谷地方に買い物に行く予定だったけど、早く帰宅してテレビとネットが見たかったのでUターンしたらばったりハリマ王くんに遭遇。Pシアターの舞台技術者講習みたいのに参加してたそうで、急遽避難誘導の実習になったと謎の大名行列にいたですよ。大きかったねえ、怖かったねえとのんびり顔で挨拶して帰宅途中、駅前のMドナルの2階の窓が落下してるのを見る。

帰宅したら皆それぞれにアレしていたけど父がのんびり洗濯してたのは驚いた。水も電気も無事。調味料の棚が落下して多少アレだったけど、ひとまずほっとした。家族の皆さんはそれぞれの部屋でテレビ鑑賞。私の部屋は1階なのでそれほど心配することもないかと3階の父の書斎に行くとテレビの液晶が割れていて超美しいことになっていた。弟の部屋ではPCモニターが落下したり棚の上の方が崩れたりしていた。

テレビ見てネット見てひとまず概要が掴めたので台所行くと調味料の中でも攻撃力は高い方の蜂蜜の瓶がわれていて、周囲がとろっとしているので、こればっかりはなんとか救済せねばと雑巾で奮闘して結果指を少し切った。国立劇場も本日の公演は中止。

家が倒壊するようなことはどうやらなさそう、ということで駅前に野次馬に。父の部屋窓から煙が見えたので、キャロットタワーの一番上に昇ったらもうちょっと見えるかもしれないというすけべ心。地下鉄は止まっているらしい。運行していたとしてもこれだけの地震では地下鉄乗りたくないのが人情という訳でバス停がすっごいことになっている。ここらへんのバスは基本渋谷発なので、途中から乗るのは相当困難で、インドのバスみたいな詰まり方をしていた。東急というかキャロットタワーはほぼ封鎖。例外がくりっく(キャロットタワーの2階にある喫茶店。老人率が圧倒的に高いが実は三茶で一番芸能陣を見かけるスポットとしても微妙に有名)でまったり営業中。くりっくの前の壁の角についてた金属の柱カバーみたいのが取れて横に倒れている。キャロットタワーは当然進入禁止エリア。TSUTAYAも閉店中。東急ストアと西友マクドナルドが閉店中。映画館は2つとも上映中止。サミットとハナマサは鋭意営業中。
しょうがないので帰宅するとガスが停まっている。本当は制御されてるだけで再開ボタンを押すと復活するみたいだけど、また次があるかもしれないので今夜はガスを停めたままで過ごすことにしてあるものを適当に食べることに。ライスだけは無事炊けていたので私は電気ポットで暖めたレトルトカレー。それにしても最近のレトルトカレーはおいしいわ。家族も無事だったし、家族全員初体験の大地震でみんな結構アガッてる感じ。石原慎太郎がまた出るっていうのを知った神様の怒りでこんなことになった、っていう話にもなったけど、震源地的には説得力のない仮説。

東京でも火災は幾つか起きているけど延焼延焼で街全体が焼け落ちるっていうことにはならないみたい。
携帯電話は相変わらず繋がらないけど家電→家電は50%くらいの確率で繋がる。
携帯はメールも駄目。PCは繋がってるけどやたら重い。
twitterだけは異常に暖かい話がてんこ盛り。テレビはMXを見ている。BS朝日古舘伊知郎のメイクが妙に濃くて気持ち悪い。ターミナル駅はどこもすぎょいことになっている。

地震から5時間以上過ぎて少し安心した気分になって水を取りに水屋に行ったら本棚の上にあった人形がケースごと粉々になっていて吃驚した。水屋は雑多なものが雑多に置いてあってその一番上から落下したので、ガラス片が意外なとこから出てきそうなので最低限の片付けをして残りは明日。



東京は今回の地震でギリ持ち堪えたという感じ。これより震源が近かったら完全にアウトと思う。三軒茶屋限定だけど地震中もみんなにやにやしてた感じ。私もだけど。

石原慎太郎
私は政治のあり方に疑問はあっても全否定はしないような体質になってきつつあるので、石原慎太郎でも菅直人でも構わないです。石原慎太郎には(それが正しいかどうかはさておいて)信念があって、文学者の自負もあって、その上で様々な物議を醸すような発言もあるのだろうとは理解しております。
こんな時代に改めて思うのは結婚制度は減税、節税目的であります。




元々私は「日本は人口密度が高い。そもそも食糧自給率30%だったら、日本の適正人口は4000万人」。だけど現実的に天地開闢以来未曾有の少子高齢化を体感するとやっぱり人口減少は寂しいかなと思うこともあるです。




エロマンガけしからん!というのはなんとも時代錯誤だと思います。だけど実は私もそう思うのです。民主主義とか表現の自由とか標榜してる人には本当におこらえそうで怖いのですが、今のエロマンガ正直厳しすぎるって。みんなが想像してるしずかちゃんの入浴とか綾波レイとかそういうレベルじゃないんだって。条例でアレしたところで一掃されるっていう話でもないんでしょ。エロマンガはけしくりからんので、もうちょっとこそこそしなさいっていうことで消費者としては。
もちろんエロマンガで生計を立てる皆さんにとっては死活問題と思うけど、事業仕分けされる外郭団体の皆さんも死活問題は同じ。



地元の本屋ってTSUTAYAビレッジバンガードしかないのね。どちらも楽しいけどもうちょっとストイックな本屋の方が好きだわ。ろくな本屋はないけど世田谷の中央図書館は結構好きだわ。世田谷区中の図書館の本がインターネットで予約できて便利だわ。

図書館は100%無料で合法な訳でしょ。
著作権のこともいろいろあるけど今日はやめとく。

今中国で反日(青春)が流行らしい。

アメリカでベトナム戦争の頃に起きたこと。日本で70年代に起きたこと。韓国で光州で起きたこと。あれと同じような時代を中国は今迎えている。日本人として言えることは、今回のスローガンが反日なのはちょっととばっちりだと思うけれど。日本だって高度成長期に青春時代の仮想敵としてアメリカって、反米って言っていた訳だからその報いが中国から来たっていうことね。

つまり、中国の豊かさが日本で言うと高度経済成長が始まった頃にまで到達したっていうことです。
こういうことは私と同世代か、それより上の人なら簡単にわかることですが、高度経済成長を体験してない人にはちょっとわかんないかもしれないけれど。

今、中国で若者の人は、自分の親とは違う価値観を持つようになるかもしれない。
それはいいなあ。ここにオリジネーターがいるなあ。ここの世代があと20年たったらどうなっているのかなあ。日本はもっと中国に怯えて暮らすことにはなるんだろうから彼らの対日政策については全然楽観視出来ないけど。




んなことより、今日は駒沢公園高専ロボコンの予選を見に行ってきたですよ。今日のツイッターで見つけたですよ。配信してるっていうので、ああ今駒沢公園で実際にやってるんだって、だったら行こうと。今日は女子大生の駅伝の放送があって、日曜サンデーに伊集院さんが出るって、選択肢多いながらも一番レアな経験になるかと思い、自転車乗って駒沢公園体育館に行ってきたですよ。入場券もってなくても入れたです。わーい。体育館入るまで入場券必要なことすっかり忘れてたですよ。
いつもは基本ツイッターの悪口ばっかり言いたい私ですが、今日は本当にツイッターがあってよかった。ありがたうツイッターという感じです。
家庭の事情で長野と群馬の決勝だけ見ずに(テレビで見るのを楽しみにしようと)帰ってきたです。

人の数だけアイディアもあったけど、今年のテーマは2足歩行ではあるけど、ジャンプも段差もない、つまり技術的なハードルがあんまり高くないので、接戦激戦が期待出来る訳ですよ。あんまりハードルあげちゃうと地方予選ではゴール出来たのは優勝チームだけみたいなことが起きがちなので、難易度があんまり高くないのがおもしろポイントです。
難易度が高くないって言いましたけど、会場では基盤が焦げたり携帯電話や無線ランによるロボットの誤動作みたいのも続出でした。人間の体重を乗せて動かすのは意外と大変らしい。どこぞの学校のロボットは鍵が光るとか目が光るみたいな機能がついててそのための乾電池の重さについて、隣の席の学生が嘲笑してたのもおもしろポイントでした。
いや、関東予選でこれだけのものが見られるっていうのは全国大会はすっごく面白そうです。

私は年齢の話はよくするけれど、年齢については年相応ってことで別に恥ずかしいことでもないし、本当でも嘘でもいいし、若く見せたい訳でもないし、若者にバリアを張っている訳でもないし、本当にどうでもいいのだ。
いずれにしても私は新しい老人になるのだ。私より少し上でもやっぱり老化に勝てなかった。若い世代を自称する老人も完全に加齢臭。
だけど、私と同世代のギャルがいる。相当無理はあるけれど、自分の軸足がそこにかかっている現役
のギャル。傍目から見たらヤンキー匂いおばはんってことになるのかもしれないけれど、自分の年齢とは確実に戦っている人たち、あるいは完全に実年齢を放棄した人たち。男の人はまだそこまではいってない。確実に老化している。
私たちは「男はいつまでも少年のheartを!」と要求した80年代女子のはしくれではある。現代社会がこんなになっちゃったことについては重く重く責任を感じている。
女子の意識改革のアイコンは松田聖子だって話は前にしたけれど、男子の意識改革は「草食系」、つい最近のことである。私たちがフェミニズムに初めて触れたように、男子はここへきて初めて自分のこととしてフェミニズムと直面した訳で、今の20代が年金貰うようになるまで「やっぱり男は勝ってこそ」というテーゼには追われる。
女子は今の40代半ばくらいからは本当にそういう人がいっぱいいる訳で盆栽や俳句といった老人趣味を一切持たないまま、ジャニーズだのお笑い芸人だのキティちゃんだので老人まで堂々と突っ走る人たちがいっぱいいそうなので、私たちは前人未踏の老人になる。
男の人たちもそういうのはそこそこそれなりに存在するんだけど、「やっぱり男は勝ってこそ!」の呪縛は効いているのでそこからはやっぱり負け犬の匂いが消せない。親戚の冠婚葬祭では褒めるところを探すのに困る人が多い。

そういう訳で現在老人の嗜みとして勉強してきたことは大半が無駄になった。そうなってみればそれはそれで、という気もしないでもない。