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母と歌舞伎見物。
新皿屋舗月雨暈−お蔦殺しと魚屋宗五郎−

これが期待以上に面白くって。
うちの母ちゃんは歌舞伎はそこそこ以上に見てる人なので、トークはともかく解説に必要な情報量が膨大でなかなか貴重な相方ではあるのよ。
母ちゃん的には、もちょっとねー、という感じなんだけど、俺としてはあんなに笑ったり泣いたり出来て大満足。

悪い人が綺麗なお姉さんに思いを遂げようと強引に帯をほどくところで、あーれーなんか言いながらくるくるするところで私がけらけら笑っていたら肘で突っつかれて「そこは笑うとこじゃない」って囁かれたんだけど、俺ら世代としては絶対に笑うとこだと思う。
泣いたのは、
http://www.ntj.jac.go.jp/cgi-bin/pre/performance_img.cgi?img=4036_3.jpg
の宗五郎の長台詞で。べたなんだけど歌舞伎なんだからこういうとこでちゃんと泣いたりしておくべきだろうと思いつつ、隣に母ちゃんがいたらやっぱり泣いてるところを見られるのは絶対にやなんだな。

母ちゃんと電車に乗ってお出かけするのは何年ぶりかだったね。