手で書いて

福沢諭吉が自伝で書いているが、若い頃(江戸時代の終わりだ)に塾のバイトで辞書を手で写して作成したのだという。当時のことだから適切なテキストも外国人講師も駅前留学も無かった筈だ。オランダ語を勉強していた諭吉が「これからは英語かもー」と転向した訳だが、そんな環境の中で2.3年もすればいっぱしの英語の先生になるんだな。手で書いて覚えたりするのって超ドメスティックな勉強方法だとは思うけど、これが存外効くのだ。墨擦って筆で書いたりするとさらに効くのだ。集中するからねー。本当だよー。