イギリス紅茶/フランス紅茶

レピシエ福袋のフレイバ茶ばっかりやっつけてるのでそろそろ上等のダージリンとか台湾の甘い烏龍茶が飲みたくなってるところ。先日女友達からの到来物で、フォションのオトン(オータムの意でありましょうか。秋のフレイバ茶)を頂戴したときに気がついたんだけど、イギリスが東インド会社によってインドの上等の紅茶を独占したのが先だから、後発のフランス紅茶メーカ(フォションとかマリアージュとかエデアールとかね)は中国のお茶を深く発酵させて赤黒い濃い紅茶に花だの果実だのといった混ぜものをしたんだね。それとも、航路的な問題でインド→イギリスより中国→フランスの方が長い分過剰に発酵したのだろうか?イギリス料理とフランス料理みたいにお茶も随分違うのはお国柄なんだろう。
イギリスとインド/フランスと中国という組み合わせも非常に結構。これが逆であっても西洋の紅茶文化は駄目だったと思う。イギリス人は手の込んだ混ぜものなんかしないだろうし、フランス人は目先のテクニックを生かせないだろうし。