every life

そうゆう訳で相変わらず来客は続いています。鮭あったし。
常々「うちにはジャズは一枚もない」と豪語していたんですが、CDDBではジャズに分類されるものが意外とあるんですね。soft machineもジャズだったし。チャーリーヘイデンとか、リベレーションミュージックオーケストラとか、いわゆる70年代の左翼ジャズがちょぼちょぼ見つかったので、魔が差してちょろっと聴いてみたらもう大変。次から次へと昔の駄目な自分と対峙する羽目に陥りましたね。ぐーっと凹んで大変でしたけど、もう大丈夫でーす。今が駄目じゃないかっつーとさらに駄目駄目なんですけど、一応自分の原理原則みたいなものが朧気に見えてきているので、自分的には随分楽にはなっています。
i-tunesから再生されているのは単なる音ではなくて、昔の記憶だったり経験だったり友達の顔だったり恋人との甘痛い思い出なので、いろいろ思い出しています。まだまだ蓋を開く勇気のないものまで一応インストールしているので、そういう扉もいつか開くことでしょう。
そんな中で日曜日に登場した古い知人が初めて遊びに来た時に「ここのうちにはヴィクトルハラはあるよねえ」と改めてゆってくれたのは大きかったですねえ。彼女は私が20代の頃にすごい好きだった音楽ライターで、同い年だと知ったのはここ数年のことだし、仲がよい、という訳でもなかったのですが、私のうちにヴィクトルハラのCDは有って当然と認識してくれる友達なんて今や誰もいないんですよ。べったり仲良くして貰ってるお友達とは出来ないような暖かい時間を過ごしてしまいました。それもこれもみんなi-tunesのおかげかしら。
いやいや、まだまだよくわかんないCDもいっぱいあるですよ。当分こんな旅が続くかと思うと少し気が遠くなります。