森鴎外/青年。

先日漱石最高って書いちゃったけれど、鴎外も最高ですがな。主人公小泉純一くんが、演劇鑑賞の折りに隣に座っていた未亡人に食われて男の沽券に関わるから、次こそは俺の方から拒んでやると息巻きつつも未亡人のことが忘れられずぐじゅぐじゅしているあたりまで読みました。俺が考えた鴎外のイメージに割と近い小説です。

そもそも俺はサブカル人生には飽き飽きだし、今時の少数派としては現代カルト研究よりも近代や古典に傾倒するのが正しいありかたではないのかという理由でのなんちゃって古典派です。

このところあんまり遅くまで起きてられないってゆうか、ニウスステーション観るのも辛い生活時間帯なので、本日は思っきり昼寝。本日の目標はめちゃいけと世界美術館紀行を観ることである。このところろくな時間に起きてないので白装束の人たちの行動はしっかり把握しているものの、夜のお楽しみプログラムはさっぱりなので。

最近私のうちの庭に山羊が住みついた。一日一回ご飯呉れよと縁側まで出てくる。その時以外はずっとおとなしく時折めえめえ聞こえるくらい。いつもは余りの袋菓子とか、来客からの気に入らないおやつとか、冷蔵庫の余り物などあげていたのだが、よしよし今日は高円寺の駅の方まであんた専用の餌でも買って、首輪もそんな麻縄じゃない可愛い奴を奴を買ってあげましょう。環七をわたるけど吃驚しないでねと外出の準備をしていたら「宅急びーん」という人の声で目が覚めた。
山羊が出てくる夢はこのところ毎日観ているような気がする。これも地図のお陰か?