なんだかんだと来客も続き、いつだって連休気分の俺としては仕事する気もさっぱりなく、ぐだぐだしている。締め切りが金曜日だっちゅうに困ったもんである。
昨夜から泊まっていた女友達をたたき起こして午前中からあおい書店へ。2階の専門書コーナーの充実ぶりを喜んでくれて大変嬉しい。普通これだけ大きな書店だったら2階は全部コミックスになってもおかしくないのだが、どっこい中野はブロードウエイにまんだらけ帝国が君臨しているので、コミックスのコーナーはそれほど大きくなく、専門書が充実しているのではないだろうか。

なんだかんだと理屈をこねて、仕事めんどい病ですな。いよいよヤヴァイ状態に突入しました。とかなんとかゆってると電話が鳴って、「窪塚結婚」で大騒ぎの女友達からで、いつもは冷たくあしらうけれど、逃避したい今日の俺様は長電話にもつきあっちゃって、本日は多分3時間以上受話器を握っていたんじゃないだろうか。○夜○房から原稿依頼あり。ギャラ的には大変ありがたい話なんだけど、企画の主旨がちょっと興味本位でやっぱりちょっと辛い。夭折したミュージシャンの面白エピソードをということだが、俺的には思い出すとまだ悲しいのだ。端金で売れるほど整理出来てもいないし、俺が余計なこと書いたりして、誰かに説教されるのも勘弁だし。近所のロック画報を紹介したけどつまんない裏話暴露系の話にはしないでほしい。そもそも死と芸術家の組み合わせはエキセントリックが過剰になりがちで俺はかなり不満なのだ。夭折の天才伝説は数学者の特権としたいところである。
そんなこんなで作業が大幅に遅れて、眠くもなったし、というタイミングで老人が登場。ドライブにまで連れて行って貰う。夜中の某寺で写真を撮ろうという話だったが、野外露出は辛いかも、と思っていたら先客がいたので撮影は中止。新大久保のドンキホーテに連れて行って貰った。すれ違うお客さんがみなそれぞれにいい匂いだった。日本語を喋る人の方が少ないくらい外国人が多かった。

今帰ってきたけど、もう疲れたので寝る。明後日の10時が締め切りなので、木曜日はちゃんと頑張ろうっと。