メソポタミヤの秘宝が!

人はいずれ皆死ぬので、戦争でどれだけ死のうがあーあと語尾下がりにつぶやく程度の人情しか持ち合わせたくもないのだが、メソポタミヤの秘宝については身を切られるように痛いのだ。
どうせアメリカにははマニアックなお宝アイテムこそ多々有れど、人類の歴史的遺産みたいなもんはないので、そういうことにたいして乱暴だとは思っていたけれど、やっぱりがーーーーっかりである。
呉々も申し添えて置くが、俺の野望は世界征服。よって世界の宝は俺の物である。
家賃五万円の邸宅には置ききれないので世界中のミューゼイムに預けてある位の気持ちでいる。行方不明はまったくもってやりきれない。
数年前に出かけたメソポタミヤ展で見た品々はルーブルからの出張品だったので、現在メソポタミヤにあるようなものは見たこともないのだ。盗まれた品々の中には西方に伝来して思っきりヘレ(ニズム)入った,鼻が細高くて、天然パーマの仏像などあったのではないかと思うと悔しくてしょうがない。
次回人間の盾に行く人は国立博物館等の文化施設をきっちり保護するように。