日々雑記

■蓮見
今年何度目になるかは忘れてしまったけれど、飯田橋の後楽園に蓮見に行ってきました。
今年の春行った時に蓮池を見つけて、またいいところに橋が架かっていてそこから見ると蓮花を見下ろすことが出来るかも、と期待してのこと。
いつも上野に蓮見に行くときは始発近くの出発で相当朝早くから出かけるものですが、後楽園は有料庭園で開園が10時ということで、早く出ても意味がないため昼前到着程度のゆるいお出かけでした。
東京ドームの隣にあり、敷地面積はドームよりかなり広い。後楽園ゆうえんちのジェットコースターの歓声もけたたましく時折現実に引き戻されますが、都心のオアシスとしては相当上等なものがあるです。私は都心のオアシスが好きなので、一面見渡しても山ばっかり自然ばっかりっていうところにはあんまり興味がありません。
水戸光圀公の屋敷で、ここが江戸の大名屋敷建築の手本になったともいわれる立派なお庭です。
蓮は随分終盤で、咲いてない訳じゃないけど、例の不気味な蓮実エイリアンも結構結実していてやっぱりちょっと遅かったかもしれませんが、一歩入ったとたんに空気がひんやり涼しくて大変いい気持ち。光圀公ですから作庭の主旨としても朱子学の影響が色濃く、あちこちに中国文化の匂いがします。
一通り回って日仏学院までランチに行ったですが、レストランの夏休み期間が8/1〜8/20までで、おお、さすがおフランス、夏休み長いねえって。いやいや実に残念。
飯田橋まで戻ってカナルカフェでランチ。JRに乗って飯田橋の手前(市ヶ谷より)に見えるボート乗り場が飲食も始めたっていうところです。電車乗ってるとよく見えて、ちょっとよさそうだなあって思っていたところ。
日仏のランチを想定していたため味覚的な期待値が相当上がっていたので多少残念に思うこともない訳ではないのですが、なんといっても水際でのお食事っていうのはとてもうれしい。お濠から涼しい風が吹いてそれも気持ちいい。公衆の面前でipad使ってる人も初めて見ました。まだやっぱりうっわーって思いますね。電車の中で使っている人はまだ見たことがありません。基本地下鉄ユーザーなので地下にはまだあんまりいないのかもしれません。