与太話

電動自転車の購入を考えている人には是非ともリチウムイオン電池の自転車をお勧めしたいです。
うちの自転車はニッケル電池自転車なので経年とともに電池の容量が激しく劣化しております。一応バッテリは2本あるのですが、古い方は相当走れない。新しい方も最初の頃と比べると随分走行距離が短くなってきているようです。
直線距離でノンストップだと随分長距離走れるようですが、信号などで停止→再発進の度にエナジーが予想以上に消費されるので、走行距離30キロっていっても古い方のバッテリだと10キロも走れれば上等みたい。という訳でちょっと遠くに行く時は予備のバッテリを持って行きます。

9月には三茶〜日比谷まで行ってきました。来週あたり、どこかに行きたいと思っています。現状では日比谷が限界。銀座方面に行くにはちょっと足りない。
日比谷から先は埋め立て地だから高低差も少なく自転車で走るには丁度いいなと思うのですが、そうするともうちょっとバッテリの容量があればいいのにーって思います。http://www.bicyclemap.net/map/
これで高低差をチェックしてなんとなくコースを決めているんですけど、実際には高低を俯瞰出来る訳ではないので直感的にこっちの方が坂が少ないぞって思って後で失敗するのです。電動自転車はバッテリが切れるとただの重い自転車になっちゃうのでキャロットタワーが見えるまでバッテリが持つように気を使いながら走らなくてはいけません。
私は山だの森だのビーチや温泉だのっていうのにはあんまり興味がなくて、むしろ川だの港だの工場だのっていう都市の風景が好きです。ビルとか電線も好きだわー。緑の風景は世田谷公園とか砧公園あたりで十分満足してしまいます。うちから中央図書館に行くコースは自転車用の歩道が装備されていて距離の割には高低差が殆ど無いのも大変助かります。

ブラタモリ見たです。坂に興味があるっていう話をしてましたが、古い地図も新しい地図も眺めていてとても楽しいです。地名というのは随分古くからある訳で、狸が出なかったら狸穴っていう地名はつかなかったんだろうなと思いますし、ここに橋があった、川があった、谷があった、こんな商売が盛んだったことが地名になっている訳ですね。私が住んでる三軒茶屋というのはその昔お茶屋さんが三軒あったからです。どこぞには二軒茶屋っていう地名もあるそうですが。6本の木が生えてたから六本木、橋があるから新橋、銀の市場があるから銀座、という訳ですよね。
以前仕事で貰った東京都の地名っていう分厚い本があって(28000円もするよ!)出すとしまうのが面倒なのもあって時折ぱらぱら眺めていますがこれがまた楽しいですねえ。今では地下に埋められてしまったような川にも昔は橋が架かっていて、橋を造った旦那の名前がついていたりします。橋があることのうれしさありがたさがよく伝わってきます。海の向こうに行きたいっていうのもないですし、国内でも遠くに行きたいっていうこともないですけど、自転車でちょっと頑張って出かける、そのくらいの距離でも結構楽しいです。うちから都心方面に出るためには246で1本で、他に選択肢がないのはちょっと残念ですが。自転車だと徒歩以上に高低差に敏感になりますね。高低差のあるところには様々な歴史があることを想像して、それもまた興味深いことです。