ラジオ等聞きつつお習字。
昨夜に引き続き古事記の序を一気に書き写す。
二回目なので昨日初めて書いた時よりもずっといい感じだけど、筆先に違和感。
筆の始末が悪いのか、どうしても割れてくる。
筆先を上にして筆立てに仕舞っているんだけどやっぱり筆掛けがあった方がいいのかしら。せめて筆巻にくるんだ方がいいのかしら。


一文字を精込めて書くことより結構な文章(平仮名が駄目なのでいわゆる漢文ばっかり)をちくちく書いていく作業が好きでして、比較的大きな文字を書くのは最初の一枚目(いわゆる筆馴らしってやつです)だけです。
書いていて楽しいのは、たっぷり水を含んだ筆にちょいと墨をつけて厚めの安い紙に書いてゆくと、二文字目、三文字目と進むにつれて、墨色が薄くなって、さらに一文字の中が外側と内側でグラデーションになっていくところ。
私が買ってる厚い紙は比較的滲みにくい質のものなんだけど、それでも少し滲む感じがいい。
濃い墨で書くと滲み具合が気に入らないので、隷書っぽいのを書く時以外はなるべくそうやって書いている。
薄い墨で隷書っていうのはどうも駄目な感じがする。


こういうことは全て自分の思いつきでやっていることなので、ちゃんとお習字をやってる人に言わせると腐れ外道なのかもしれないなあ。