たびたびありがとうございます。

その割には話は脱線しまくりですが今日は久しぶりの来客のない夜なのでノリノリですが。
正直お習字激しくお勧めいたします。上手に書けるというのも嬉しいですけど、墨に含まれる竜脳の香りだけでもごっつええです。でも墨すると上手に書けるようになりたくなっちゃうんです。ここいらへんの煩悩がイマイチすっきり出来ない訳ですが。
元々お習字的な志は人並みに書ければという程度のモチベーションなのですが、実は人並みって意外と難しいですよね。作品的にでっかい文字が書きたいというよりは先日始めた般若心経をきっちりという方向でありますし。私にとって紀貫之が失礼ながら上記のイメージであるのと同じように、空海が単なる天才書家であったらこんなに萌えてないと思います。書にも形より意味の方が大事なんだろうと思います。聾瞽指帰は、渡唐前24歳の空海が学校やめて仏教やりますって宣言している文章ですから、言葉のヒトツヒトツがきっちり理解出来ている訳でもないのですが、そういうことを伝えようという気迫が伝わってくるのです。