世界はどうあるべきか。オタクは何故批判されるべきなのか。

世界の未来がオタク的欲望の所産であるのだとしたら、世界に俺の望む未来はない。好きなことしかやらない。苦手なことに目を向けない。アンバランスな世界観。成長拒否。大量生産大量消費。世界のプレミアム化。物流の動脈硬化。勤労意欲の減退。納税拒否。道徳崩壊。
ローマはいかにして滅びたのか。アメリカはどうやって滅びるのか。文化という脅迫。情報による脅迫。なにがなんだかよくわからない。貞操一神教。恋愛幻想の綻び。
おれなんざ既に中高年だから道徳崩壊なんて嘆いていればそれで済むけど、今の子供たちが俺らみたいな世代の親に育てられていれば大人になる頃には道徳って何って感じになるのだろう。逆に社会的なリテラシ作法にはめっちゃ厳しくなるのかもしれないし、おいらが心配することではないけれど、俺がもっと本格的な老人になる前にもう一度敬老という心を持ち直して頂きたいものである。
でも、子供はみんな可愛いのに、老人には素敵じゃない人もいっぱいいるからな。これを纏めてリスペクトっつーのも厳しい話かも。