週末は例によって中学生とお母さんが2連泊していったのだが、月曜日(つまり今日)から期末試験だそうで、こんなとこで遊んでいていいのかどうか私にはわからないが、お母さんも一緒だったので、俺ががたがたいうことじゃないだろう。
とはいうものの、お母さんに「こんなことでいいのかしらと私も心配になるのだ」と言われて、俺的にはかなり心配なのだと申し上げた次第。

雁を読み終えて、薄幸ということについて考えてみる。
しかし、森鴎外は、典型的な明治のインテリエリートで、薄幸の美少女なんかにチンピクするのもなんか階級的な寓話に過ぎない訳で、俺らみたいな庶民が薄幸なんかにはまったり、憧れたりするのは大間違いでありまして。破滅的な文学趣味はほどほどにしておくのがよかろう。