世界史地図帳

暖かくなってきたとゆうに、不精に磨きがかかる一方で毎日テレビだけ見ている。本も読まない。ベッドでは何をしているかというと地図を見ているのだ。正確には世界史地図帳というものを眺めている。前二千年から現在までの色分けと区切りの線をぼんやりぼんやり行きつ戻りつしながら見ている。
バビロニアアッシリア、ペルシア帝国、ローマ帝国の興亡、十字軍、大航海時代ルネッサンスフランス革命産業革命、紙の製法の伝来、絹織物の歴史、とあれこれ妄想が膨張して熟睡。
仕事で使っていた世界史地図帳はベッドのお供としては最強。歴史解説がほとんどなくて、妄想に便利。
「台湾が明の時代まで小琉球と呼ばれていたことはこの地図帳で初めて知りました。
東アジアの歴史の中で琉球がどのように立ち回ったのかは実際よくわかりませんが、
あれこれ妄想して一人で気持ちよくなっています」。